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2014年09月24日

トップランナーモータ搭載ポンプ

ポンプに搭載している三相誘導電動機(※1)も2015年4月より『トップランナー制度』(※1)の規制が開始され、プレミアム効率IE3(※2)モータへの切り替えが始まります。
今年8月に新発売したオイルフリー真空ポンプ モジュールマルチモデルKCM Seriesはすでにトップランナー基準に適合したプレミアム効率IE3のモータを搭載しています。さらに、エコスピードボックス(台数制御・容量制御盤)を標準装備しており、大幅な省エネを実現しています。詳細はオイルフリー真空ポンプKCMの製品ページをご覧ください。

※1:【三相誘導電動機】
三相交流電源から動力を得て、電磁誘導によって一次側(固定子)から二次側(回転子)に電力を送り、これを利用して動力を発生する誘導電動機。産業用途として幅広く使われ、汎用品の主要特性は世界中で標準化されています。
※2:【トップランナー制度】
トップランナー制度とは、日本国内に出荷される製品の省エネルギー基準を現在商品化されている最高のエネルギー消費効率以上に定める制度です。1998年の省エネ法(エネルギー使用の合理化等に関する法律)の改正により導入された。現在、三相誘導電動機(産業用モータ)を含む28機器が規制の対象となっています。なお、同制度は製造事業者への規制であり、規制開始後には対応した製品の供給が必要です。ユーザーが規制開始以前から使用している機器はそのまま使用できます。
※3:【IE3(プレミアム効率)】
モータの効率レベルは世界的な企画であるIEC規格(国際電気標準会議)で規定されていて、IEC60034-30およびIEC60034-31で下記の通り定められています。

投稿者 staff : 2014年09月24日 09:06

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